京都の自習室、ベーコンラボに行ってきました。

京都の自習室に行ってきました。

オープンしたばかりか、人は少なかったです。

ただ静かに勉強出来たので、非常に良い環境だったと思います。
京都駅の界隈で、wifiや電源が使える場所は少なく、かなり助かっています。
これからもベーコンラボのよなスペースが増えればいいのになぁと思う日々であります。

ベーコンラボの近くの、コワーキングには、cotoコワーキングや自習室wingなどがあり、こちらもチェックすべきかもしれません。

オーナーの宮崎さんに事業相談も出来るらしく、少し楽しみです。
僕もネット通販や物産でいろいろ試したい事があるので、凄く興味を持っています。

ノマドワーカーという働き方も注目されていますが、どうなんでしょうか?
ベーコンラボは、これらの働き方とは一線を画すようです。

というかこのベーコンラボの運営者は私なんですけどね^^頑張って運営して行こうと考えています。これからもよろしくお願いします

どのような個人の働き方を見せてくれるのは、楽しみです!

就活におけるレッドオーシャンとブルーオーシャン (インターンの募集)

半年前、勤めていた医療機関を退職し、私は今本、法人向けの理工系人材の採用相談業をしています。先月、知人経由である法人からインターン募集の相談を受けました。


企業名は現段階では、あまりオープンにすることは出来ません。ソフトウェア開発をメインとして国際的に活躍する、それなりに大きな企業ではないでしょうか。

今回の依頼書を見て、ふと考えることがあったのでブログのエントリーで募集の告知をして、ついでに記事として書きたいと思います。(ふだんは、仕事とブログは切り離しているのですが)



就活における学生のデータベースと選別の流れについてです。

例えば『ゆとり世代』というキーワードから話すのがベターでしょう。

ゆとり世代』と言っても、最近はある程度、コーディングできたり、生活レベルで英語が話せたりする学生は増えています。社会で戦力になるには、まだまだ研鑽が足りないと厳しい意見があるかもしれませんが、一昔前にどれだけ日常会話レベルの英語を話せる学生がいたでしょうか?だから今の学生は20年前の学生と比べて相対的に頑張っていると思うのです。平均的にベースの能力水準は上がっていると思います。

でも採用時に求められる水準は一昔前と比べると跳ね上がっています。

現状の就活は、エントリーした学生データベースの上から企業は見ていると確信しています。厳密に言うと、多くを兼ね備えた学生データベース層に対して、採用資本力と企業ブランドある会社が順番に上の方から根こそぎ持っていくのです。だから本当に結晶のような人材は、どのような採用ルールでも自動ドアが開くように選ばれます。

『兼ね備えた』とは、学歴、コミュニケーション能力、業績、マーケティングセンス、すべて兼ね備えているということです。20代前半の若者で、そんな人はほとんどいませんが5000人に1人くらいはいます。そういった人材を別枠で選び、一部の企業では帝王学的に社内投資する流れも存在します。

今流行の『グローバル人材』というのに、もしかするとなれる人達かもしれません。条件の良い順にデータベースは見られていきます。

次に、学歴やらコミュ力やら、使えるコード言語、その他いろいろな要素で階層的にふるい分け学生は選別されていきます。普通の就活では、それなりの学歴&コミュ力&伝える力、みたいなものがあれば何処かは雇ってくれるかもしれません。日本企業は良くも悪くも長期的関係が前提で作られているので、『空気』を乱さないパーソナリティーが少し過剰に重視されます。

でも、『ちとコミュ力ねぇけど、根の性格も良さそうだし、なにより技術オタで凄い使えそうだからから採用しよう』みたいな流れで、技術系ベンチャーは少し妥協して、新卒の良いエンジニア候補を採用していたりもします。コミュ力だけではありません。

あと、学歴も全く関係ないケースもありますが、一般的な就活のレールとは少し違う入り方の場合が多いので、また今度説明します。

そして最後に、経歴的にもスキル的にも見られもしない膨大なデータベースの残骸が残るのです。彼らは決して無能というわけではありません。中には優秀な人もいるかもしれません。でも現状の仕組みの中でシビアな選別を受けています。
また、そういったデータベースの残骸を活用する企業もあります。それはブラック企業です。『正社員』という餌で釣り、1年サイクルで使い捨てます

『人材』として、データベースとしてじっくり見てもらえる水準を『普通』の水準というなら、これはなかなか厳しい時代になったと感じています。人余りの時代で、就活戦線はレッドオーシャン化していますが、ある一定以上の水準のライン以降は、ブルーオーシャンを超えて『人材不足』で壮絶な獲得合戦が起きている。それが現状でしょう。

このような就活の流れ、つまり人が物のように品定めされていく流れに対して、私達は本質的に嫌悪感を持ってしまいます。違和感と言った方が厳密かもしれません。

『他者を目的として扱え』というカントの言葉がよみがえってくるようです。人間をスペックや優劣でだけで捉えて判断するのは、本来は危険なことでしょう。人は何かの手段ではなく、ただ『その人』だけで目的としてリスペクトして接する意義があるのですから。

ですが現実の市場は厳しいです。若い学生でも、手段として値付けだれていきます。もしかすると、この瞬間が身もふたもない『社会』に晒された瞬間なのかもしれません。もちろん、悪いことだとは思いませんが。


少し長くなってしまいましたが、これが私の考える就活という『箱の中』です。

ここまで書いたのは、今回のインターン依頼が来た企業の選別水準が気になったからです。そして告知募集する以上、こういった流れを知らせるのがフェアではないかと考えました。今回の募集要件が『ある一定のライン』を少しだけ超えていると感じたからでもあります。

私の元へインターン募集の相談依頼が来た今回の企業に関して、私の感触では、この会社はデータベースの最上位から2〜3段下がった所くらいの水準を要求しているのではないかと考えています。(これは私の推測ですが)

別に学歴は必要ないようです(ユーラシア大学でも大丈夫という意味です) ただ、それなりの企画、開発経験が求められています。
この2年、私は仕事でいろんな学生さん&企業と情報交換してきました。その経験から推測しているだけなのですが、下記に記載している条件は特別高いハードルではないと思います。ですが、この要件を満たす新卒、つまり22歳〜24歳の学生さんも、そう多くもないだろうなと思っています。だから相談の依頼が来たのかもしれません。少し特別な企業だと考えてください。

もしご興味があれば私に連絡ください。詳細を教えます。もし条件を満たしているようなら本社まで私が責任もって同行します。

【追記】
ちなみに、私が会社が面白いと思う所は、『実力さえあれば学歴すら見ない』『優秀な学生はデータベースの底でも探す】みたいなある意味フェアな貪欲さを感じたからです。もちろん内部は理工系の秀才集団ですが、高卒もいます。国内では最高レベルで自由度の高い企業でしょう。


以下、インターン要件です。



インターン募集要項

エンジニア(技師):ソフトウェア

(募集対象)
工業高校、高専、大学、大学院(修士・博士) 学歴不問、とにかく今年卒業する人間

(実施内容)
•  開発 
• 成果発表会
• 先輩社員との交流会
• 懇親会
(場所)
東京都内某所

(開催期間)
 2012年9月〜11月の期間の間で(原則3週間週3日以上の連続勤務可能な方)

(報酬)
最低1万円/日 成果により最大2万〜3万/日

(待遇)
遠方参加者 交通費や宿泊費等の補助
本選考特別パス

(仕事環境)
WindowsPCまたはMacを1台提供 各自デスク用意

(必須条件)
下記のいずれか1つ以上の開発経験
•  Webアプリケーション(PHP, Perl, Ruby等)
•  ネイティブアプリケーション(iOS/Android, C/C++等)
下記について基礎知識を習得した経験
オブジェクト指向プログラミング
•  Linuxディストリビューションは不問)
•  RDBMSMySQLPostgreSQLOracle等)

↑かなり厳しめに条件だしていますが、個人的には、ここまで完成されたレベルは求められていないのではと考えています。(とりあえず興味ある方、連絡ください)

《プロダクトマネーシャー》

(募集対象)(実施)(待遇)(開催期間)(場所)(仕事環境)すべて技術者インターンと同じ要件
下記のいずれか1つ以上の経験
・Webサイトの企画/分析
・Webアプリケーションの企画/分析
・ネイティブアプリケーションの企画/分析
・優れた学術研究や調査の企画/実施


ちょっとした質問、興味のある方は、気軽にご連絡ください。個人的には非常に実力を研鑽できる企業だと考えています。てか、最高水準の報酬と自由な働き方が保障された企業だと思います。


アカデミア代表 宮崎圭輔 allergen126@gmail.com

(注)氏名 所属は明記ください。連絡後詳細をお伝えします

ECビジネス(電子商取引事業)の対談講座 | ベーコン研究所


ベーコン研究所内では、非公開動画番組を定期的に配信しています。公にあまり言えないが、100人程度のクローズドグループなら言える。という水準のコア情報をゲストを呼んで対談形式で配信しています。

 


これまでの配信は以下のような内容となります。


『芸術業界と百貨店と画壇・これから若手は芸術で食えるのか』(画廊、ギャラリーオーナー)

『韓国社会と英語の真実』(某駐在の女性)

『看護師の初任給は何故近年跳ね上がっているのか』(関東在住の医師)

『過疎化していた〇〇島でギャル男が増えているのは何故か、入れ墨禁止条例後のギャル男の分布』某博士号取得者


などの番組を配信してきました。これから数回にわたり『EC』電子商取引ビジネス、に関する番組配信をしていきたいと考えています。

『初級』月15〜20万程度、『中級』月50〜100 『上級』年4000万以上、というマネタイズの規模で計3回の実践者を呼んだ対談を行いたいと考えています。(注)上級講座の方は特殊な状況にある方なので呼べるかどうかは分かりません。
先日『初級編』では、歯学部在学中で、生活費として月20万ほどECベース事業で稼いでいるS氏に出演していただきました。概要は以下になります。

『月20万からの電子商取引

①EC事業をしようと思ったきっかけ。
②ニッチ商品の探し方。商品検索サイト、商品を探す金額水準幅、オークファンの活用
③ECサイト構築は5万の先行投資で可能
④在庫は抱えない。
⑤ebeyの活用法
⑥課金決済の方法(イプシロンpaypalの比較)
⑦このニッチで、レッドオーシャンはありえない。
⑧S氏の歯科医師としての今後


という内容となりました。初心者が知りたい一番コアな部分を話していただき、会員の方からも好評価でした。ECは個人レベルのマイクロ事業として最適で、年数千万レベルまでなら個人でマネタイズ可能でしょう。事実今後はそういう方に出てもらいます。
出演者の予定は未定ですが、今後も実践者を及びする形で番組配信していければと考えています。先日配信の番組は、会員ならいつでも見ることは可能です。

私の意図しない偶然ですが、素晴らしい方々が会員として集まっています。
ベーコン研究所は起業・ビジネス研究も行っていますが、医師、歯科医師、薬剤師療法士を含めた多くの医療従事者、官公庁の役人、NPO運営者の方々などもいますので、発達障害社会保障分野の方向でも具体的に企画していければと考えています。
また芸術事業者、大手メーカーの技術者、会計、税務、社労、弁理の士業の方々も多いコミュニティーです。多様な分野の人達と交流していただければと思います。
インド、オセアニア、韓国、インドネシア、中国、シンガポール西アジア(ウズベキスタンキルギスカザフスタン)などの海外で活躍されている方もいます。法人経営者の方も十数名程度おられます。学生さんもおられます。

これからリアルでの交流会ももうけます。事業情報の交換も含めて盛り上げていければ幸いです。


ご興味のある方はご参加ください。


(注)グループの中で商材営業や宗教の勧誘をされるような方の入会は控えさせていただきます。ご了承お願いします。社会活動、思想・感情的話題議論をされる方もご遠慮願います。当グループは事業企画、情報共有グループです。 


ベーコン研究所

『森山たつを』を感じろ。(マイクロ事業主は一流のビジネスマン)

 


モリゾオさん(森山たつお)氏の、2冊目の本が出た。アマゾンのレビューでも好評価なことからも分かるが、素晴らしい本である。いや、厳密な本と言った方がいいかもしれない。

この本の凄いところは特殊な仕掛けや工夫ではない。モリゾオさんのこれまでの軌跡が、純粋なほどに強くシンプルなことにある。


 
彼は並外れていて、①徹底して情報調査する。その為には時間も含めた投資を惜しまない。そして②情報が『公平』であることに常に細心の注意を払う。③信頼され、そして自分も信頼できる仲間&顧客を作るという3つの点が凄い。簡単に思うかもしれないが、これらを実現することは並大抵のことではない。そして、そのまま超一流のビジネスマンの必要条件でもある。


彼はかつて、大きな外資企業で、超一流のセールスエンジニアだった。

 

アジア転職読本

アジア転職読本


SNS上で初めて氏の存在を知った時。私は『変わった人がいるな』と興味を抱いた。
タイ、ベトナム深セン、マレーシア・・・。世界各国を就職活動し、それをブログにまとめて地味に発信する。その量が日に日に馬鹿にならないものになっている。こんな事をして何になるのだろう?この海外移動費は結構凄いだろう、この人何が目的なのだろう思った。

でも私は、各国を渡り歩く行動力に驚き、Webにアップされる『飾らないが、厳密で読みやすい』レポートを読んでいると関心を奪われ、なかなか面白い人がいるものだ、いつか氏に会ってみようと心に決めた。


今考えると、私が氏の存在を知った時、もう彼の中で『個人的な海外就職活動』ではなく、『海外労働市場の専門家になるべく投資』のステージだったのかもしれない。

もちろん、明確に目的が変わった境界線などないだろうから、ただ、自身の経験が今後何かに生かせるのではないか?というビジネスも含めた視野で自分の就活を行いWebに情報をアップしていたのだろう。信じられないくらいの根気強さで現地に飛んでは発信を、淡々と繰り返していたのだ。


私は以前、六十歳を超える伊藤忠のあるマーケティング担当者と会ったことがある。その人は『宮崎さん、マーケティング科学です。でも鉈でジャングルを切り開くようなタフネスの作業でもあります』と笑顔で言った。


前者の言葉は現代のデータサイエンス的な統計を応用した市場分析まで発展し、そして後者はいつの時代も変わらない市場開拓の実践と精神だ。


後者の言葉、『鉈とジャングル』の例えは、コンテンツマーケティングの世界でも同じではないだろうか。評論的な気の利いた記事を沢山書いて、短期的にはPVを稼ぐことは可能だ。今流行の話題、イデオロギー的な問題などを上手く使えばさらにアクセスは増える。


でも本当に未整備な情報市場を開拓整理して、大きなコンテンツの氷山を形成するには、モリゾオさんのような体を張って持続的にフィールドワークとしてコンテンツ発信する方法が王道なのだと思う。それは地味で泥臭く、凄まじい根気と体力が必要な世界だ。伊藤忠マーケティング担当の人の言葉を何となく思い出す。


大きな企業から脱サラ起業した時に失敗するのは、泥臭いドサ周りや地味な作業を馬鹿にして、以前のブランドをそのまま使えると勘違いするケースに多い。


モリゾオさんは全く逆だ。1円でも安いセミナー施設を借りて、小さなイベントも一生懸命に取り組む、blogを書くことも馬鹿にしない。泥臭い作業も地味な作業も、進んで続ける。私は途中で『おいおい大丈夫か』と思ったが、『2万ゲッチュ』などと小銭で喜んで冗談を言い明るく暮らしている。そして振り返ると氏を信頼する人々が個人も法人も残り、少しずつだが建設的な事業も輪郭を帯びつつある。彼の歩いた跡には、海外労働市場という未開のジャングルの中に、細くても確かな道が出来ている。これは偉大なことだ。多くの人が調べ、情報共有できる纏まったデータベースが積もりつつあるのだ。


3か月前、氏の家に泊まった時、氏が電気を消した部屋で遅くまでプレゼンの練習や画像選びをしていて偉いなぁと思った。実際に就職した人達との連絡も欠かさない。丁寧なお礼も、この人は一流なのだと僕は実感した。完成されたビジネスマンだと思った。


彼は人材斡旋や広告出稿でマネタイズするつもりはないと以前言っていた。それをするとやはり情報がクライアント法人向けになり、海外就職情報の公平性にバイアスがかかるからだと。


モリゾオさんの情報は何処よりも『公平』である、彼がそうあろうとしていると言った方がいい。これは彼なりの投資だろ。短期的に儲けるより、公平かつ正確な情報で長期的な信頼関係を築いた方が事業として持続性があると彼は考えているからだ。つまりその方が『得』だと考えているのだ。


一昔前はバイオ大学院に入れば君も研究者になれるやら、公認会計士になれば将来は安泰だなどと、様々な学校がバイアスのかかった情報を発信していた。それは利己的な市場の中では仕方のないことだ。だが、消費者は自身がサバイバルする為に、そのアナウンスメントを精査しなければならない。その場合、マネタイズの仕方に注目するのが一番だ。学校に入学させるのが営利目的の場合、そこでアナウンスメントされる情報は、どうしても公平というわけにはいかない。


そんな利己的な市場の中で、バイアスが少ない希少な情報を発信かどうかは、顧客との『長期的信頼関係』を事業のファーストプライオリィーとして事業主が考えているかにかかっている。モリゾオさんは誰よりもその部分を最重要と考えている。そしてそれを実践している。そしてそのような戦略に基づいて発信された情報だけが、今後希少性を帯びることも彼は知っているのだろう。それはヒューマニズムとしての善意や誠実さではなくて、明確な事業的戦略なのだ。


今回の書籍でも、その証拠に、華やかな情報だけではなく比較的低賃金な相場の国や生活環境も隠さず紹介されていた。誠実だと思った。


私は多くの人が、顧客との『長期的信頼関係』をファーストプライオリィーとして考えている作家の本から学ぶべきだと考えている。それが一番正確で厳密な情報だからだ。それが取得情報に迷走しない効率的な方法だからだ。


かわいそうな人を救う慈善活動でなくてもいいだろう。彼のような明確な事業的戦略が情報の公平性を保つケースこそ重要なのかもしれない。いや、それこそ真の人道的な市場循環というべきか。


人道支援に、人道的解決無し』


という国連の緒方貞子氏の言葉を私は思い出した。

これから多くの日本人がアジアで働くだろうし、産業構造的にも働かざる得ない。だから誰かが情報を発信しつづけなければならない。


その水先案内人としてモリゾオさんが居てくれると、少し安心なのではないだろうか。

  

(↑セミナー代を、うれしそうに勘定するモリゾオ氏)




《注》この記事の中には、一部ファンタジーが含まれています。みなさん探してみよう!^^

  
⇒ 森山たつを(モリゾオ) 氏のツイッター

【追記2】モリゾオさん、明日何かイベントやるみたいです。ご参加ください。⇒http://academia126.com/?p=2581

書評『僕がアップルから学んだこと』松井博著を読んで。




数奇な人生、まだ日本人にとってグローバルなキャリアが馴染みない時代に、国際社会・市場の本当に最前線、良くも悪くも世界の中心となるような『現場』に入った日本人の軌跡を何度か書物で読んだことがある。

例えば、アメリカ軍は、外国籍の若者の入隊を認めている。ある日本人は、高校のときに、留学先のテキサスの小さな町で、英語がほとんどわからなかったために、お祭り の中で行われていたアメリカ海軍の兵士募集において、入隊手続きと知らずに書類にサインしてしまった。大学を卒業したあとで、彼は海軍に入隊した。結局12年間 アメリカ海軍兵士として過ごし、湾岸戦争にも参加したそうだ。戦争は地獄だ、とその人は書いていた。


その人は途轍もなく優秀だったので海軍情報部員として、イラクサダム・フセイン化学兵器クルド人を虐殺した現場に行き、イペリット(神経性びらんガス)で皮膚がただれて裂け、眼球や内臓が飛び出し、腹部に溜まったガスが破裂して 死んでいく人を大勢目撃した。そのあと、日本に戻り、家業を継ぎながら、生物化学兵器の恐怖と、テロの予防を訴える活動を続けている。(某の著書記載)


この例は少し古く、特殊すぎる例かもしれない。そして想像絶するほど悲惨だ。


私は『僕がアップルで学んだこと』という本を読んで、上記の退役日本人兵士のように偶然捕まって、結果的に最前線で悲惨な地獄を見たというのとは全く違うが、著者の松井氏の人生の軌跡に『少しだけ』似たものを感じた。上手く表現できないが『運命性』のようなものを感じたのである。


米国の大学へ進学した氏は帰国後『沖電気工業』という国内メーカーに入る。そして転職し、アップル日本法人をへて米国本社のシニアマネージャーにまで上り詰める。

読み進めていくと、やはり松井氏は強い意志とタフネスを兼ね備えた人だと感じる。そして日々努力を行い、常に一貫してストイックだ。能力、人間性、そして語学やITを中心とした高いスキルがベースにある。そういったものが氏の文から伝わってくる。これが世界の最前線で受け入れられ、常に勝負できた理由だろう。単に松井氏という個人が、世界で通用する水準の人だったというだけなのかもしれない。いかに当時、アップルが今よりは入りやすい企業だったとはいえ、そこから今まで最前線で力を発揮し続けるのにはシビアな努力と語学力を含む高いスキル・管理職としての実力が絶対に重要だ。そしてそれは松井氏の個人的なものだと思う。


ただ、それでも1人の日本人が『アップル』という時代の中心となる世界企業のコアな現場に入って、その最前線で長く活躍し、希少な情報を得たことに対して、私は単なる個人のキャリアを超えて、『数奇な運命』のようなものを感じてしまうのだ。

どれほど優秀な人でも、日本人が、今ほど戦略的にグローバルなキャリアプランを狙えなかった時代。小さな偶然のような出会いの中で、国内の一部の優秀な人達は、たしかに機会を掴み、国際社会・市場の本流に入っていったのではないか。もっと言うと意思と能力のある人が、その意思と能力を最大限生かせる環境に出会うとき。それは恋愛に似ていて『運命性』を帯びるということとも関係している。偶然のようで絶対に違う、個人的な意思・実力と偶然が相互作用する何かなのだ。


だから氏のようなキャリアを、私のような超ドメステック人間が想像すると、ある種の『ドラマ』を見ているような感覚に陥る。自分に無縁の遥か遠い世界のことのようにも思うし、何故か遠い世界の側から回想するような不思議な感覚にも陥ってしまう。


『環境が変われば人が変わる』がこの本のテーマである。


『腐ったリンゴはどうやって復活したのか?』という第1章では松井氏が入社した1992年、アップルの暗黒時代が描かれている。そしてスティーブの帰還、次第に変わり始める社内環境、社員達の風景を所々描写しながら、松井氏が体験した『アップル』が語られる。

松井氏自身が社内の『環境を変える』ことに貢献し、また強く変わっていく『アップル』から逆に松井氏が刺激を受ける。その相互作用の中で『アップル』という組織の理念や強みが氏の血肉になっていく、自分が到底真似できないだろうが、私はうらやましいと思ってしまった。こんな場所で働きたい。

私はこの本を読み進めながら『あぁ、こんな所でMacの美しい製品は開発されていたんだなぁ』とため息をついた。敗戦後に米国に渡米した日本兵が『こりゃ負けるわ』と豊かさと広大さにため息をついたように。この本を読んでいると理屈を超えてアップルの強さ、組織の輪郭が浮かび上がってくる。


強いトップ、緊張感、シビアな競争、そして世界中から集まった凄まじい才能を持つ人達が泥臭く、ストイックに挑戦し続ける職場、それがアップルの強さなのだ。マジックのようなビジネスモデルや秘密の必勝法、マネジメント方法があるわけではない。その『強さ』すべての調和がビジネスモデルなのだ。それは職場の整理整頓みたいな身近な所から始まっている。


アップルの強さや、アップルのイノベーションを語る書籍が乱発している昨今。その中枢で体験してきた松井氏の体験は恐ろしく希少だ。

本を読み終わり閉じた後、私は思った。

日本人がアップルを語るのは、もう、この本で充分だと。

君はこんなにワクワクする濃密なベーコン会に参加しないで死ねるのか?

京都市内に本部がある、会員制シンクタンク『ベーコン研究所』では7月27日、夜8時から東京都内某所で交流会を行います。

国内外から、凄まじく濃厚な人材が集まる予定です。

当初は会員のみの参加を予定していましたが、外部からも人を呼びたいので、先着10名前後、会員外からも参加者を募りたいと思っています。以下一部ですがゲスト参加者とまります。


【ゲスト参加者】


(謎の海外就職研究家)
世界各国を飛び回り、海外就職調査をしている。目的は謎だが最近、それで飯を食べる為に着々と稼働中。アジア就職情報の鬼。海外就職に関して自由に質問可能!





(某個人輸入、EC事業のプロ、経営者)
ウズベキスタン、タイ、マレーシアなどを中心に個人輸入事業を展開している。ECベースの輸入貿易起業に興味のある方にとっては最高のアドバイザーだろう。前回のマイクロ起業塾のメイン講師、ECベースのガチ事業or週末副業レベルまで、また起業について自由に質問可能!



特別ゲスト(謎のグローバル人材)
某有名人、作家でもある。国際機関での勤務、米国名門大学の留学など、『ガチ人材は1000人に1人』と呼ばれる真のグルーバル人材としてのキャリアデザインについて自由に質問可能!


詳しい説明は省きますが、海外在住者や法人経営者を含む、さまざまな人が参加する予定なので、起業独立や海外就職を考えられている方にとっては、直で本音で質問できる良い交流会となるでしょう。情報を得るだけではなくネットワーク作りにも生かしていただければと思います。会費は4000円前後で予定しています。

都内でビアガーデン的な店を予約しますので、今日、明日内に参加希望の方は以下メールに連絡ください。今日、明日で閉め切りたいと思います。

⇒ allergen126@gmail.com (外部参加は満杯の為閉め切りました。会員のみの参加となります)
お名前、連絡先(電話番号) 明記でお願いします。急なキャンセルは不可なので気を付けてください。
では27日にお会いしましょう^^


ベーコン研究所事務局

【追記】
ベー研は高濃度メンバーは集まり、情報濃度も高まり、いい感じなのですが、経営的には超金欠なので、もし興味ありましたら気軽に覗いていただければ嬉しい限りです。今なら初月無料期間あり!(開始1か月無料)






ベーコン研究所参加要項
ベーコン研究員 月会員 1100円/月

(注)参加するにはFBアカウントを各自用意していただく必要があります



胡散臭い自己啓発書を捨てよ!もっと怪しいベーコン研究所を覗きなさい!


7月14日の夜、京都某所のレストランでベーコン研究所の懇親会的なものを行った。今回は主に関西のメンバーで開催した。


(所長と愉快な仲間たち)

先に会の感想を言うと、まるで蜂蜜を一瓶すべて飲むような交流会だった。
つまり、死ぬほど濃くて楽しかったのだ。
心の中で、私はこんな濃密な時間を体験していいのだろうか?と少し戸惑ったくらいだ。



参加者のプロフィールも多様で、京大を出て物理学者の卵だったが、今は地方役場に勤めている人、会計士、税理士、ロシアに住んでいたソフトウェアエンジニア、自閉症NPOを立ち上げた女性、検閲会社で働いているサラリーマン、鍼灸師、そしてクロスボーダー事業で世界中を飛び回っている重村さんなど、これでもかというくらい個性的なメンバーが計18人も集まった。当然であるが、こんなに濃い大人が18人も集まれば良い意味でヤバい。もちろんベーコンなどという名前の会員制シンクタンクに入ってきている時点で既に十分ヤバいのかもしれないが。


所長の私以外は、みんな親切で誠実な方ばかりだった。
開始早々、メンバーは自由に交流して、いろんなコアな話題や情報を笑顔で話していた。そこは仲間内で閉じたサラリーマンの居酒屋談話のような雰囲気では無かった。誰も空気を読んではいなかったし、ぎこちなくもなかった。
私は海外のパーティーに出たことはないので分からないが、でも、たぶん外国のパーティーとも違うのだろうと思った。じゃあ、何か?と聞かれれば、もう『ベーコン』だとしか答えようがない、濃密なのに解放された春の風のような時間が確かに流れていたのだ。


京都駅での解散時、参加者メンバーが中々散らずに名残惜しそうに各自2・3人のボルボックスのように集まって話し合っていた。楽しそうに話す彼らを見ていると、あぁ、遊びレベルと言われることも多いし、事実そうなのかもしれない。でも、こんなに楽しんでもらえたのなら、本当にこの小さな事業を立ち上げて良かったと感じた。私は急に胸が熱くなった。そして同じサロン運営仲間である大石さんやモリゾオさんと少し話したことを思い出してしまったのだ。

FBグループに実名アカウントを放り込み、そこで結社型のコミュニティーを作る。それを有料で運営する。という小さくとも未知のモデルは偉大なるMGさんが始めたものだ。


当時、『楽そうな商売だなぁ』などと傍観していたが、しかし自分が運営してみると、苦労こそはしていないものの、従来の情報コンテンツサービスの常識が全く通用しないことに気づき驚きの連続だった。そこで四苦八苦したというのが正直な感想だ。

華やかなプロジェクトを毎回開催するのも、運営者または参加者自身にもシンドイ部分があった。メルマガのような運営者から一方的に発するコア情報を受け取る。というモデルをサロンサービスでそのまま行うのも違う気がする。これは3人とも頭を悩ませていたことかもしれないが、この会員制コミュニティー運営の『落としどころ』みたいなものが、本当に掴めないのである。まさに未知のビジネスモデルなのだ。

まだまだ模索中ではあるが、自分は今回のオフ会で、会員制コミュ二ティービジネスの最大の利点、運営側が提供できる最大のサービスが何か?という問いの答えの輪郭が見えたような気がする。

それは、多様な人と自由に交流できる『場』と『機会』をオンラインでもオフラインでも徹底的に設けるということではないだろうか。そしてその交流の中で、会員同士の信用に基づいた繋がり作りをサポートすることだと確信している。


現代で一番希少になりつつあるのは、『多様な人との交流』そのものだ。
それはビジネスでもアカデミックでも同じだろう。戦後から高度成長を経て爛熟状態から秩序化された社会に以降すると、良くも悪くも『業界』『学会』のような安定した縦割り構造のコミュニティーがより細分化されて形成される。同業種、業界内での人脈は増えても、外部の繋がりは減ってくる。そうなると異業種やライフスタイルが大きく違う人同士がフラットに交流する場、ビジネスでも業種を横断して繋がれる機会、というのが非常に希少になってくる。

だがSNSはその停滞構造に風穴を開けた気がする。簡単に言うと、『人との出会い』の流動性を高めたことがSNSの一番の利点ではないだろうか。

そして自分のような会員制シンクタンクを運営する者としては、SNSの利点である高い自由度の交流を生かしながらも、それを単なるオフ会や雑談で終わらないような具体的な形、強い信用の関係で、会員同士の繋がり、会員のビジネス構築、研究調査を手助けできればと考えているのである。それをサービスとして持続的に提供するのがベーコン研究所の使命だと考えている。

そういった小さな出会いの『新結合』が、ニッチ情報の採掘や、事業の機会となるのは疑いようのないことだろう。

そのことを、関西のオフ会で見せてくれた研究員達の笑顔から、私は自然と学んだ。


【今、進行中のプロジェクト】

今、ベーコン研究所内では公開、非公開のものも含めて幾つかの事業企画が進んでいる。

《理系最優秀人材の分布調査》
主に東京大、京都大、東工大の奥地で高度な数学的知識をプログラムに反映させて、ソフトウェアを自由自在に開発する20代が沢山見つかっている。彼らとも大きなネットワークを構築中である。人材コンサルティング的なビジネスに繋げることができれば幸いだ。

《アート市場開拓研究室》
芸術の博士号を持つ方が中心となり、国内には市場がないアート市場の開拓に挑んでいる。先日、日本橋のギャラリーと交渉してきて、今は展示する作品選びの段階だ。今後はアジアへの国内アート輸出などへ発展させていきたい。
《高齢者ビジネス事業》
アジア最大の富のソースは、日本の高齢者が持っているが、胡散臭いサプリメントセミナーや補助金漬けの公的医療サービスしか彼らが資産を使う機会はない。この流れを変えないと経済は活性化しないし、若者にお金も流れない。彼らがどのような気持ちでお金を使っているのか、どのようなサービスならお金を使い充実した時間を過ごしてくれるのか、この部分を金沢で高齢者PC教室を営んでいる女性を中心に研究&調査している。

《ECビジネス研究》
まだオープンしていないが、今後はECベースのゲリラ的なマイクロ事業は重要になってくるはずである。ハイリスクな起業と夢想化したスタイルノマドの間にある『自分で稼いで食う』、という細く険しい道を実践者のインタビューから学べれば有益だ。

その他も、『インドITスタートアップ研究室』や、今は失われた風景、産物をデータベース化する『古層研究室』などが運営されている。

今後も、さまざまな企画でリアルに集まることがあるだろう。

専門家も交えながら多くの多様な人達と、例え今は遊び感覚でもいいので現実的な企画にトライ&エラーで挑み続けることが重要だ。
それは今後の新しい事業立ち上げの機会となり、また人生のサバイバルの為に希少な情報を得る機会ともなるのだろう。リアルタイムでで経過を眺めているだけでも十分参加だとも思う。

今求められているのは『不確実性』の海にサイコロを投げ続けることだと思う。啓発書に書かれているような確実な方程式は存在しない。だが、予測不可能な出会いや機会は、私達の外部に、いつの時代も横たわっているのだ。それに小さく飛び込むのが当サービスだと考えている。


【最後に】


作家の寺山修司は『本を捨てて、街へ出よう』と言った。


私はこう言いたい『自己啓発書を捨てて、ベーコン研に来なさい』と。

この啓発書よりも怪しさムンムンのシンクタンクを覗きなさいと!

その方が建設的だと。まずは小さくてもアドバイスを貰いながらでもトライ&エラーで行動することが大切だと!

などと少し強引な営業をさせていただいたが、冗談抜きで気軽に覗いて見てください^^ 大歓迎です。


27日には東京でも研究員のオフ会をします。よろしくお願いします^^
ベーコン研究所参加要項

 






ベーコン研究員 月会員 1100円/月《開始1か月間無料!気軽にのぞいてみてください!》


(注)参加するにはFBアカウントを各自用意していただく必要があります


所長 宮崎より 

【追記】
研究員のオフ会ではECビジネスのプロフェッショナル重村社長から、今、油が乗っている海外就職研究家まで、さまざまな方が参加されます。いろいろアドバイスも貰えるでしょう。怪しさムンムン! こうご期待!